オタク学

大学の授業でプリントが大量に配られました。
何故か「オタク論」といった本からのものでした。
今話題の電車男から来るヲタクビジネス!みたいな無理やりなノリで。
思わず読んでしまいました。


なんでも東京大学には「東大オタク文化論」という講座があったそうです。
岡田斗司夫という人がこのヲタク学講座の講師であり、
ヲタク学の第一人者で、彼自身ヲタクだそうです。
エヴァンゲリオンを作った会社の偉い人だとかなんとかで、
今は「株式会社オタキング」の代表取締役なんだとか。
その人の本で、妙に面白かったのでほんの一部分を端折ってご紹介。

  • オタクの由来

1982年にヒットした「超時空要塞マクロス」というアニメで、主人公達が「おたく、〜。」と呼び合い、それがオタク間で流行る。その現象を当時の若手ライター中森明夫氏が、雑誌のコラムでオタクを差別用語的に書いたため、オタクのマイナスイメージが定着しはじめる。当時、いわゆるオタクスタイルの人が殺人事件を犯した時でもあり、マスコミがこの言葉に飛びつき流行語となる。

  • オタクの定義

その対象が、特に「好き」だという感情をもっているのは最低条件として、対象に関する「あらゆる知識・情報」を得ようとする者。 更に得た知識、情報を自分にとってどういうものかを再配列する者。例えば「ドラえもん」のグッズを集めるだけでなく、「ドラえもん」という作品が、自分にとってどれだけ素晴らしいものか自分の言葉で語る。現在は、主に20代以降のアニメ・漫画・ゲーム・アイドルなどを愛好する人(例:A−boyなど)のことを指すものの、「特定の趣味分野に生活の時間や所得の多くをかける人」という形で幅広くもちいられてる実情がある(例:アウトドアオタク)。




>更に得た知識、情報を自分にとってどういうものかを再配列する者。


って部分がどこか面白いかな?(笑